最近、日本の地上波のテレビが極めてつまらん。だから基本見ないのだが、作業中になにか流しておきたい事がある。
そんな時に最適なのがwebのストリーミング放送。
最近、中国中央電視台の放送がけっこう見れることを発見。視聴方法をメモっておく。
最終更新 2021年9月
放送局の概要
中国中央電視台Live放送URL
中華人民共和国の国営放送。だが、100%広告収入で運営しており、国庫援助は無い(内容を見ると100%嘘くさいが)。
CMは番組と番組の間にまとめて一気に放送するサッカー中継のようなスタイルが多く、中国語字幕付き放送も多い。
当たり前だが、共産党に不都合な放送は一切しない。
チャンネル概要
視聴した個人の主観により、各チャンネルを解説しておく。
なおたまに、「プラグインを入れろ」とブラウザから要請が来るが、入れる必要は無い。
というか許可してはいけない。何が入ってるか解らないし、そこまでして見たくはない。
CCTV-1 総合
状況によって見れないときがある(おそらく接続経路や内容による)。
抗日ドラマがアツイ(ウケる)。
視聴時には東北抗日聯軍という、カタコトの日本語を話す日本軍(関東軍)とパルチザンがバトルする抗日ドラマをやっていた。
パルチザンが撃った弾は全部当たるが、日本軍の弾はなぜかあまり当たらない凄さ。
役者、ロケにかなり気合が入っていて、ナナメ上からの見応えは十分。
CCTV-2 経済
テレ東の経済番組的な雰囲気。
回線がやや不安定か。
CCTV-3 バラエティー
回線が超不安定。状況によっては見れたもんじゃないが、最近の日本バラエティとは違い、ガチの劇団や大陸では超一流の「芸」人が登場。
たぶん見てる人が多いのだと思う。
てか、めちゃめちゃスゴイ。日本のバラエティ番組終わってる。
CCTV-4 中国語国際放送
亚洲(アジア)欧洲(ヨーロッパ)美洲(アメリカ)
なぜか見れないときがあるが、表示されれば安定して視聴可。
視聴時はファミリー向けの情報番組からの軍事関連ニュース3連発というよく解らない番組編成だった。
なぜか3:4比画面で放送。
CCTV-5 スポーツ
エリア外(日本)からは視聴不可能な時が多め。てかほぼ見れない。たぶん放送権利の関係。
CCTV-6 映画
エリア外(日本)からは視聴不可能だったが、いつの間にか視聴可能になる。
CCTV-7 国防軍事
以前は軍事と農業という謎の組み合わせだった。
以前は回線が超不安定だったが、改善。
視聴時には、元軍人(人民解放軍)が出演。如何に国家に貢献したか。彼こそが人民の鏡や!中国(共産党)バンザイ・・・みたいな番組やってた。
CCTV-8 連ドラ
以前は視聴不可だったが、割と見えるようになった。
CMがスゴイ。金の掛け方が日本と段違い。もはや中国製品の方が高品質なんじゃね? と錯覚させるレベルのキンキラキンでクリスタルなデキ。
マジで日本のテレビ終わってる・・・
CCTV-9 ドキュメンタリー
以前は国内と海外に分かれていたが統合された模様。
日本からは視聴不可能だったが、見えるようになった。
視聴時は、「ナショジオ」っぽい番組をやってた。
CCTV-10 科学と教育
教育番組、というか中国(共産党)にとって都合の良い文化や科学や歴史を紹介する模様。
CCTV-11 ドラマ
以前は日本から視聴不可能だったが、見えるようになった。
8チャンとの違いは不明。おそらく8は、NHKの朝ドラ的なヤツで、11チャンは21時枠のようなテイストではないか・・・
CCTV-12 社会と法律
視聴時は放送大学のようなテンションの番組をやっていた。
しかし、普通にドラマやってる時もある。謎。
CCTV-13 中国語ニュース
延々ニュースを流している。流し見に最適。
CCTV-14 子供向け
エリア外と思いきや視聴可能。ガチの現地チャイニーズアニメを堪能できる。
CCTV-15 音楽
このチャンネルは権利の関係で見れないだろうな・・・と思いきや視聴可能。中国の著作権の概念はよく解らない。
視聴時は、ミュージックステーションみたいな番組をやっていた。
セットへの金の投入具合がハンパナイ。そしてクオリティが異様に高い。気合が入りすぎて怖いほどだ。
まじで日本のテレビは終わった。
CCTV-17 農業
ジャンルが謎。
鎌と槌のジャンルは絶対に作らねばならないという意志を感じる。農民と労働者が国の主役なのだ(建前上)。
すごい番組
個人的に見るべき番組を紹介しておく。
なお、検索すると過去番組も見れる。
ニュース関連
中共寄りに極偏向した放送をひたすらタレ流す。◯日の偏向報道など足元にも及ばないレベル。
例えば、ポツダム宣言70周年のニュースのはずが、なぜか安倍総理の靖国参拝映像からの共産党志位委員長の国会質問で始まったりと、他国の放送ではあり得ないスゴイ構成。
国際放送の日本特集で、志位委員長の発言が真っ先に出るのは中国だけかもしれない。
天気予報
地図がすごい。どう考えても表示する必要がない右下方向のインドネシア近海までしっかりと表示。
国営テレビ感満載◎(中立性皆無)。
抗日ドラマ
マジでウケるので必見。ただし途中でおなか一杯になって飽きる(中国人もトンデモ展開に飽きてる模様)。
というか、大日本帝国と戦っていたのは国民党軍(現台湾)だったはずだが・・・
正月などの特番
雑技団や変面の達人が惜しげもなく出てくる。ガチで超すごい。
正月は日本の番組を見てるより遥かにオモロイ。
マジで近年の日本のテレビはヒドイ。どうしてこんな事になってしまったのか・・・
まとめ
流し見用は、チャンネル1、13、15あたりが良し。
中国のテレビはCMが良い。というか気合入りすぎでテンション高め。日本のCMとまるで勢いが違う。でも昔は日本のCMもこんなだった気もする。
最近の日本のテレビCM、いくら何でも酷すぎるだろう。関東キー局のゴールデンでさえインチキ臭い健康食品のCM流してる始末だ。
雛壇に並べた謎のオッサンオバサンが、延々とワチャワチャ話してるテレビ番組、あんなもん流し見する価値すら無い。