去年末にEPIC GAMESで無料配布された、デスストランディング(略称デススト)。
爆安セールになったら買おうかなーと思っていたら2年も経過してしまった民であるライトゲーマーの管理人的には・・・
は? これ配るの? マジか?
って感じだったのだが、実際プレイして今更ながらクリア(2年半遅延)したら明確に解った。
無料で配布する理由が・・・評価が割れている理由が。
そしてこれ、DCも2も、たぶん買わねーかな・・・
と思った件。
デススト 間違いなく面白い
・・・のだが飽きる。クッソ急速に飽きる。
より詳細に述べると、急速にハマり急速に飽きる。これは、日本人のブーム(タピオカとか)みたいな気質が有るのかもしれん(あえてそこに最適化したのかも)。
改めて振り返ると、作られた感(いやまぁコンテンツは全部作られたものだが)が出すぎていた。もっと言えば、ハマリ頂点を超えた後の遊ばされてる感が強すぎたのだ。
更に過激に言えば、インタラクティブ感(ゲーム感)が弱く、作り手からの思想(価値観)の圧力が強すぎた(だがそこが面白ポイント)。
だからぶっちゃけ、初回プレイは投げた(今更クリアの理由)。
いや、だって・・・
とにかく導入部が長すぎる
んだよ。
しかも固有名詞を入れ過ぎて、何言ってるのか全然わからんし。まぁ、伏線が回収されてくのだろうな、とは思って見てたけど、とにかく長くて・・・
というより、既に大統領親子2人に変な違和感があって・・・うーん・・・これは・・・フラグ立ってるよなと。
んで、そのあとも延々ゲーム?始まらんし、焼却がどうのあたりで一回投げた。
・・・でね、ここで投げた民が「超クソゲー」判定するんだろうなと思うわけよ。
そう自信を持って言えるわけよ。実際に投げたからね・・・
しかしある日。
もっかい最初からやってみたら鬼ハマる、だが・・・
2回目だから、けっこう言ってる事が解るわけよ。一回、焼却手前まで行ってるから(あー、最初のオッサンこういう事ね、的な)。
そこからのハマり速度がハンパなかったね・・・気づいたら国道復旧しまくりの、ジップライン作りまくったからね・・・ストーリー逸れまくって。
この、ストーリー逸れまくるってのも、おそらく重要ポイントなんだよね。たぶんここで、ストーリーを追っちゃう人はやっぱり、クソゲー判定フラグ立つんだよ。それ、ゲームじゃないから。
で、逆の人は神ゲー判定する。そして日和見民はストーリーがうんちゃら言って、テキトーに神ゲーサイドに付く感じ。この構造が透けて見えた。
だってさ、ぶっちゃけストーリー良かったか?
以下はネタバレっぽくなるけど、「やっぱりそーか」って感じでしょ(個人の感想)。
だいたい、ラスト手前の抱きしめるところとか、あの選択とストーリーの流れ、けっこうストライクゾーン狭いよなと。
実際にプレイ時、・・・ヨシここは絶滅でしょ、そっから神的なの出現して火の鳥未来編みたいな展開突入で「2に続く」・・・でしょ。だから無料配布したんでしょッ・・・
対消滅キター
・・・GAME OVER
て・・・、あれ・・・そうくるの・・・不可避フラグは?・・・うーん・・・という感じだったので・・・
まぁこれ個人の好き勝手な感想(好み)であり、解釈があってるのかも知らんけど、途中まで「コレ絶対に火の鳥のオマージュだよな」って思ってたからさ・・・もっと壮大な物語を期待しちゃったわけで・・・
その辺から急速に飽きたね・・・なんかもうクリアしなくて良いんじゃねくらいのレベルで・・・
一応、そのあとちゃんとクリアしたけど・・・
ちょっとラスボス戦?の調整が酷すぎて、
作ってる人もここで飽きちゃったのかな
・・・って思ったりした。けっこうマジで。
なんか、色々考えさせられる作品だったのは確かだし、これだけの物を作れる小島さんはめちゃめちゃスゴイ人で、好きなクリエイターではある※んだけど・・・
正直な話、正統進化系だったら2が出ても、個人的には興味ないかなぁ・・・って。
※「パッケージの裏」が最も衝撃を受けた。そういうの好きなんだよね、「ここで理せっとしろ」が歴代最高ギミックだと思ってる民としては・・・てか、もしかするとデスストには、「小島監督のソフトは面白い」という、サブリミナル効果が入ってるのかもしれないよねー、みたいな。